The good story of   Final Fantasy XI

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EP160:夢見て駆ける草原

881 :既にその名前は使われています
これは漏れが始めて2日目、LV7位の時の話。ちなみにエル女の戦士。
漏れはクエもミッションも判らず、ただ戦闘を繰り返していた。
前日と同じ、東西サルタバルタをうろついて経験値を稼いでいた時だった。
突然知らない人からのTELL!
ろくにTELLもした事がなかったし、もらった事も無かったので慌てて返事。
さっきすれ違った者ですが、一緒にレベル上げしませんか?との事。
明確な目的を持ってのPT組みは初めてだったので、緊張しながらもOK。
しばらくして漏れの前に現れたのは、ミスラのモ/白。
その人とサルタバルタを駆けながら、色々教えて貰い戦闘をこなした。
当時マップについて全く知識が無い漏れに、丁寧に根気強く説明もしてくれた。
その内LVも上がり経験値がおいしくなくなってきたので、タロンギに行く事に。
ほとんど初期装備の漏れに戦士の装備の重要性を説き、お古の装備も貸してくれた。

タロンギで白樽さん(サポ持ち)を仲間に加え、3人PTに。
何回か戦闘をこなすが、初めて来る場所に加え夜。
元々、マップを見た事もない漏れは独走したりはぐれたりで、効率は悪かった。
白樽さんがMP回復に入って、索敵中に「調べ」ようとして何故か「戦闘」!
「駄目〜!」白樽さんの悲鳴が響く中、戦闘開始。
なんとかその戦闘で犠牲者は出さなかったものの、落ち込んだ漏れはPTを抜けると二人に伝えた。
しかし二人は「まだ始めたばっかだから、間違いはあるよ、頑張れ!」
「でも、特攻は駄目だよw」と俺を引き止めてくれたのだ。
漏れは嬉しい気持ちを抑えきれなかったが、「うん、頑張る」としか言えなかった。
しばらく戦闘して稼いだあと。ヒール中に白さんがもうそろそろ落ちると言い出した。
気づけば、もう数時間は経っていた。
「今日はありがとう」漏れがそう言った時だった。
「ごぶ!」

事態に気づいた時には、ミスラさんのHPはもう赤だった。
「にげて」その言葉を最後に、ミスラさんは倒れた。タゲは白樽さんに。
今の漏れとその時の状況なら挑発して剥がした後、ケアルを受けながら無事逃げれたと思う。
「戦士さん挑発」白樽さんの叫び。しかし漏れはとっさの事に混乱して挑発が遅れた。
その間に白樽さん死亡。漏れも逃げるが死亡。全滅だった。
漏れが役目を果たせば、少なくとも漏れと白樽さんは助かったのに。
独走、特攻、挑発せず。DQNだ、完全に。
HPで再会したものの、白樽さんは時間が来たので落ちると。
漏れは申し訳なさと情けなさで、目の前が真っ暗になって
「ごめんなさい」としか言えなかった。
ミスラさんに借りた装備を返し今日の事を謝り、別れようとしたその時。
「じゃあ、フレンド登録でシメにしましょうか」
漏れは我が目を疑った。涙が出そうになった。

「ありがとう」としか言えない漏れに、ミスラさんはフレンド登録して
「また一緒にPT組もう!」と言って手を振り走り去っていった。
その人のメインジョブとはかなり差が有り、一緒にPTを組むことは無かったが、
「もう、そんなLVなの?効率いいなぁ」
「もう、サポとったの?早過ぎない?w」
等の会話をする度に、漏れは心の中で呟く。
「あなたと一緒に、また戦いたいから」
それを夢見て漏れは今日も走る。
あの人と駆けた、サルタバルタを。


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