The good story of   Final Fantasy XI

FF11ちょっといい話書庫


<< EP177:ハードボイルド | main | EP179:進むべき道が違えど >>



スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by スポンサードリンク |-|-





EP178:ほら、世界はこんなに暖かい

475 名前:ほら、世界はこんなに暖かい
旅のアルバムを整理していた時、ふと、一枚の写真が目にとまった。
その時まで「ボク」は忘れていた。
まだ経験した事の無い激しい戦いの画を、
初めて踏みしめた、深夜の砂漠の恐ろしさを。
そしてまだ見ぬ大地への航路へ、ちょっと背伸びしてたどり着いた日の事を。

ヴァナ・ディールが今よりもっと不安定だった頃の話。
ボクは当時、迫害ジョブの1つだったモンクでプレイしていたんだ。
そのせいもあってか、なかなかPTのお誘いは来なかった。
だから、自分より2つもLVが低い黒魔導師が、
ぼくからみておなつよの敵を狩ったりしてるのを横目に見ながらも、とにかく戦った。
サンドリアでモンクの装備売っている所が判らなかったから、
バザーでちょっと高い装備を頑張って買ったり、オークがリンクして、倒れたり。
そうやってLVを上げる日が数日続いたけど、LV9ぐらいでロンフォールの森にも飽きてきた。

適正な狩場、なんてものも知らなかったから僕はラテーヌへ行く事にした。
だけど、そこは新米冒険者が足を踏み入れるにはちょっと早い場所で、
どのモンスターもボクには手に余る強さだった。

どうやって出逢ったのかな?今となってはもう覚えていない。
僕が/tellしたのか、彼から誘いがあったのか。PTを組んだんだ。
彼は僕よりLVが5つ以上も高かったから、敵を倒しても経験地なんてほとんど入らない。
もちろん彼にとっても、僕を仲間にしたって得られる経験地が減るだけで、
何のメリットも無いし。考えたらお互い、データとして得してる部分は一つも無かったんだけど・・・
本当、なんで組んだのかな?凄く楽しかった。充実していた。これが冒険なんだな、って思った。
でも、彼にとってのメリットってなんなんだろう?ボクには新たな経験があるとして・・・。
きっと彼の善意なのかな?ボク、モンクだしなぁ、なんて思ってた。ちょっとヒネていたかもしれない。

その後フレンド登録してもらって、彼にいろんなところに連れて行ってもらった。
初めての鍾乳洞には圧倒された。なんて存在感なのだろう。
初めての蟹に圧倒された。なんて堅いのだろう。(ボクが殴ってもダメージ0)

そのうち、狩場を完全にラテーヌへとシフトした僕は、次に、海を見たいと思った。
サンドリアは内陸の国だから、やっぱり海がどんなものか、憧れに近い興味があった。
で、やっぱり遠出するときは彼が一緒だった。でも、彼でも恐れるほどのモンスターが、
海に辿りつくまでにはたくさんいる、という事だった。
で、手当たり次第に、「海に行きませんか?」
なんて話し掛けて、気づいたら9人のアライアンスになっていたんだ。
今考えたらそんな動機で、よく9人も集まったものだと思う。

3,4匹巨大羊を狩ってる間にもメンバーは増え、最終的にアライアンスは12人。
砂漠の入り口についたものの、何人かはその先に進むのをやめた。
明らかにボクらがまだ足を踏み入れていい土地ではないのだから、
無理も無い。むしろ賢明な判断だったと思う。

砂漠では僕らも、狩る立場ではなく、狩られる側の立場だ。
残りのメンバーで、砂漠を、駆ける、駆ける、・・・一気に駆け抜ける。
砂が足を取って思うように走れなかったけど、なんとかゴブリンに見付からずに
ボク等は進んでいった。
そうして、セルビナが見えた頃にはもう日が昇り始めていた。
「写真、とらせてください」みんなにお願いしたら、快くOK。集合写真を撮った。

それがこの写真だった。
「彼」はヒュームで、ボクはその後もいっぱい恩を受けるのだけど、
今でもかけがえの無い友達だ。
一生賢明LVを上げて、彼に追いついて、恩を返そうとは思うんだけど、
LVが追いついてもどうやら恩ばかりが増えていっている気がする。
一番辛かったのは船で始めての釣りをした時、獲物がタコだった事かな。
船内はパニックになるんだけど、彼が挑発でタコをひき付け、彼以外は死ななかった。
あの時は辛かった。彼が甦るなら、ボクが10回死んでも痛くは無いと思った。

写真のボク等は、なにか安っぽい装備の人ばかりで、
まるでそう・・・かの有名な「ザブリメン」みたいな格好だった。
自分を含め、メンバー中7人がザブリガってのもどうかと思うけど、
何か懐かしくて恥ずかしい気持ちになった。

で、この後ボクは重大な事に気が付いたんだ。この頃、まだ写真には/names offなんてものはなかった。
だから全員の名前が出ているんだけど・・・
写真にはつい昨日、野良で組んだエルヴァーンが居たんだ。エルヴァーンの彼はこの事に気づいていたのかな?
そんな風に思って今日も、ヴァナ・ディールに飛び込んだら、
偶然にもサポ上げしている彼に出会った。で、いきなり助けてもらった。情けない・・・
一気に/sayで彼に経緯を説明するボク。あの時のミスラですっ!って。
しばらくの沈黙・・・彼は、もう覚えてないのかな。無理も無い、僕だって写真を見るまで忘れていたんだ・・・仕方が無い。
「えぇ・・・大羊狩りの時の」
え?
そう、彼は覚えていたんだな。いや、彼も今思い出したのだろうか?
でもあれから3ヶ月もたったというのに、覚えていてくれるなんて。
あれ以来言葉を交わすことも無かったたというのに。目頭が熱くなった。
早速フレンド登録してもらって、その後PTを組んだ。
そしてあの時は怖かった砂漠の海岸に、ボク等は飛び出していった。

後日談だけど、
当時セルビナはまさに修羅場で、既に暗黒騎士を取得した猛者や、
サポジョブをまだ取っていない人たちが、まさに血を血で洗うような、グール狩りをしていた。
サポジョブアイテムも売買できたから、リーダーの裏切りなんて事も当然のようにあったらしい。
彼もやっぱりそんな金の亡者の裏切りにあっていたらしいんだけど、
のんびり遊ぶから、なんてボクのスタイルが、ヒュムの彼を少しでも癒せていたのだとしたら・・・嬉しいなぁ、なんて。
思い上がりかもしれないけれど。
だから、彼がやったように、今度はボクが世界を少し暖かくしたいんだ。
そうしてやっぱりジュノに疲れた僕も、若い冒険者達に癒されていくんだろうか?


無駄に長くて読む気しないよね、これw
最後まで読んでくれた人、どうもありがとう。

482 名前:既にその名前は使われています
えぇ話やなぁ

483 名前:既にその名前は使われています
>>475
どうもありがとう。゚(つД`)・゚・

484 名前:既にその名前は使われています
>>475
こちらこそありがとう、いい話だよ
posted by Yukis 17:03comments(0)trackbacks(0)





スポンサーサイト

posted by スポンサードリンク 17:03 |-|-


この記事に対するコメント











この記事のトラックバックURL
http://ff11goodstory.jugem.jp/trackback/178


昨日 今日
当ホームページに記載されている会社名・製品名・システム名などは、 各社の登録商標、もしくは商標です。